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『HBR誌』1990年11-12月号の"World Leadership Survey"は、1990年代の企業のマネジャーが直面している重要な問題について世界的な対話を開始するものになった。HBR誌5-6月号(DHB 8-9月号)に掲載した調査結果『世界25カ国ビジネス・リーダー1万2000人の企業観・経営観』は、今回の調査をもとに行われている議論の第1弾であった。今号と次号では、国際的に活躍している識者の考察をもとに議論を深めたい。
ここに登場する解説者は、世界という場の市民であって、専門とする特定の分野の代表でもある。それぞれのコメントでは、彼らの経験に基づいて、調査で浮かび上がった諸問題のうちの1つに絞って専門的な意見を述べていただいた。
ここで取り上げられる問題は、政府と企業の関係、企業と顧客、管理職と一般従業員の関係、家庭とキャリアといったことから、教育問題や環境問題、養育や健康管理、また貿易や外国企業の資本所有、ナショナリズム等々、多岐にわたっている。