同僚が先日の会議で言ったことと違うことを言う。廊下ですれ違う時はあいさつもしないくせに、会議では議論を吹っかけてくる。そのことについて話そうとすると、何も問題はない、あなたの妄想だと言い張る──。
表立ってではないが確実ないやがらせ、すなわち「受動的攻撃」をしてくる同僚と働くのは、何といらいらすることか。このような行動には直接対決したほうがいいのか、あるいは無視するほうがいいのか。同僚が何もしていないふりをしてくる中で、問題の核心に到達するにはどうすればいいのだろうか。
特にセンシティブな問題や直接に話し合いにくい問題の場合、互いに受動的攻撃を向け合うのは珍しいことではない。パラビス・パートナーズ共同創業者のエイミー・ジェン・スによれば、「誰でもたまに受動的攻撃をしてしまうことがある」。