ドラッカーが説く「時間と労力と資源」を集中させる重要性
サマリー:成長し続けるためには、どのような「思考」と「行動」が必要か。書籍『実践するドラッカー[思考編]』では、ドラッカー教授の膨大な著作の「強み」「貢献」「集中」など、自分自身を「成長」させるために必要な「思考」にまつわる言葉をピックアップしている。本連載では、本書で紹介されているドラッカー教授の言葉とその解説について、再編集してお届けする。今回は、「集中する力」について語ったドラッカー教授の言葉と解説を紹介する。

集中のインプット面

時間と労力と資源を集中するほど、実際にやれる仕事の数と種類は多くなる。

『経営者の条件』 p.139, p.140

ドラッカー教授による名言の解説

 集中を考えるとき、アウトプットとインプットという二つの要素が重要になります。アウトプットとは、成果のことです。インプットとは、成果を得るために投下する資源のことで、主な資源は時間と知識です。

 成果は、資源投下という行動の結果、生まれます。単に知識が頭の中にあるだけでは何も起きません。ここで意識しなければならないのは、「行動の量と質」です。どれだけ行動したか、どんな行動をしたかです。

 行動の量については、何といっても時間の確保が欠かせません。当たり前のことですが、時間があればあるほど行動量は多くなり、それは成果の大きさや量に直結します。

 一方、質を決めるのは、個人がもつ知識や能力です。深い知識があればさまざまな行動をとることが可能になりますし、あるいは、より短時間で成果をあげることもできます。

 ですから、なるべく知識を広く深く身につけていきましょう。それはいまの仕事をより早く、的確に行うための投資でもありますが、知識を広げれば、未知の仕事を手がけられるようにもなります。やれる仕事の数と種類が増えていきます。

 時おり、現在の手持ちの資源の使い方だけでなく、未来の資源をつくる投資も意識してください。

期間限定プレゼントのお知らせ

書籍『実践するドラッカー[思考編]』から、第1章「知識労働者として働く」の導入と「情報と知識の違い」に関するドラッカーの名言、そして同書の目次をPDF形式にして期間限定(2026年10月31日まで)でプレゼント中です。

「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー(DHBR)電子版」無料会員にご登録のうえ、対象論文をダウンロードください。

≪ご登録・特典ダウンロードはこちら≫

<ご注意>
・ご本人様限りでご利用いただき、無断転載・転用はお断り申し上げます。

ドラッカーの名言から成長し続けるヒントを探る実践の書
『実践するドラッカー[思考編]』

[監修]上田 惇生
[編著]佐藤 等
[内容紹介]ドラッカー教授の膨大な著作のなかから、「強み」「貢献」「集中」など、自分自身を「成長」させるために必要な「思考」にまつわる言葉をピックアップ。名言を日々の仕事に生きるよう解説する「ガイド」と、自分の考えを書いてまとめる「実践シート」で、プロフェッショナルの習慣をつくろう。

 

<お買い求めはこちら>
[Amazon.co.jp][楽天ブックス][紀伊國屋書店ブックストア]