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マーケティング近視眼
セオドア・レビット(Theodore Levitt)
5つの競争要因が戦略を決定する
マイケル E. ポーター(Michael E. Porter)
ストラテジック・インテント
ゲイリー・ハメル(Gary Hamel)
C. K. プラハラッド(C. K. Prahalad)
ケイパビリティに基づく競争戦略
ジョージ・ストーク・ジュニア(George Stalk, Jr.)
フィリップ・エバンス(Philip B.Evans)
ローレンス E. シュルマン(Lawrence E. Shulman)
プロダクト・インテグリティ
キム. B. クラーク(Kim B. Clark)
藤本 隆宏(Takahiro Fujimoto)
知識創造企業
野中 郁次郎(Ikujiro Nonaka)
イノベーションのジレンマ
ジョセフ L. ボウアー(Joseph L. Bower)
クレイトン M. クリステンセン(Clayton M. Christensen)
ゲーム理論による戦略形成
アダム M. ブランデンバーガー(Adam M. Brandenburger)
バリー J. ネイルバフ(Barry J. Nalebuff)
PIMS:市場シェアの収益への影響
シドニー・シェフラー(Sidney Schoeffler)
ロバート D. バゼル(Robert D. Buzzell)
ドナルド F. ヒーニー(Donald F. Heany)
マーケテイング思考とセールス思考
フィリップ・コトラー(Philip Kotler)
大口取引に成功する法
トーマス V. ボノマ(Thomas V. Bonoma)
2つのロイヤルティによる良循環経営
フレデリック F. ライクヘルド(Frederrick F. Reichheld)
サービス・プロフィット・チェーン
ジェームズ L. ヘスケット(James L. Heskett)
W. アール・サッサー・ジュニア(W. Earl Sasser, Jr.)
レオナルド A. シュレジンジャー(Leonard A. Schlesinger)
ゲイリー W. ラブマン(Gary W. Loveman)
トーマス O. ジョーンズ(Thomas O. Jones)
顧客と学習関係を構築する
B. ジョセフ・パイン2世(B. Joseph Pine II)
ドン・ペパーズ(Don Peppers)
マーサ・ロジャーズ(Martha Rogers)
【HBR名著論文30選】は、1996年以前にHBRに発表された論文のなかから、掲載頻度、リプリントの販売数、評価などを参考にDHBR編集部独自に選出しています。
マーケティング近視眼
Marketing Myopia(1960)
製品を中心に発想される事業はやがて衰退する。経営者は顧客を中心にした事業目的を定義すべきで、そのために重要なのはマーケティングである。
セオドア・レビット(Theodore Levitt)
元 ハーバード・ビジネススクール 名誉教授
事業目的の定義を間違えると事業は衰退する
主要産業といわれるものなら、一度は成長産業だったことがある。
成長に沸いていても、衰退の兆候が顕著に認められる産業がある。成長の真っただなかにいると思われている産業が、実は成長を止めてしまっていることもある。
いずれの場合も成長が脅かされたり、鈍ったり、止まってしまったりする原因は、市場の飽和にあるのではない。経営に失敗したからである。
失敗の原因は経営者にある。つまるところ、責任ある経営者とは、重要な目的と方針に対応できる経営者である。例を示そう。
鉄道会社が衰退したのは、旅客と貨物輸送の需要が減ったためではない。それらの需要は依然として増え続けている。鉄道が危機に見舞われているのは、鉄道以外の手段(自動車、トラック、航空機、さらには電話)に顧客を奪われたからではない。鉄道会社自体がそうした需要を満たすことを放棄したからなのだ。