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シェビーズのランチで決めたこと
ザッポスドットコムが創業されてから11年の間に、我々は重要な決断に迫られることが何回かあった。そのうちの一つは、2004年の初め、サンフランシスコのメキシコ料理チェーン、シェビーズで昼食を食べていた時に訪れた。
ファヒータ(肉をタマネギやピーマンと一緒に鉄板で焼いた料理)を食べながら、人生を変えるような選択をすることになるとは想像もしていなかったが、急成長企業にいれば、思いもかけない時に決断を迫られる場面が何度もある。
当時、ザッポスは創業して5年足らずの会社だった。私は大学の友人(サンジェイ・マダン)と一緒にリンクエクスチェンジという会社を立ち上げ、1998年にこれをマイクロソフトに売却した後、一投資家としてザッポスに関わるようになった。