2006年12月号
模範的チームはなぜ失敗したか
【名著論文再掲】「ナットアイランド症候群」の悲劇
マサチューセッツ州クインシーにあるナットアイランド下水処理場の職員たちは3K職場にありながら、理想のチームをつくり上げていた。チーム・メンバーたちは勤勉なだけでなく、自主性にあふれ、何から何までだれに頼ることもなく、みずから対処した。ところがある日、これほど優秀なチームにはとうてい考えられないような大失敗を犯してしまう。これは、経営陣がチームの自主性に甘え、彼らの面倒を見なくなったことに起因している。このような組織病を「ナットアイランド症候群」と呼ぶ。本稿では、その原因を分析しながら、その処方箋を提示する。
PDF論文:14ページ[約1,850KB]
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