社員が語る戦略にまつわる議論は往々にして私語であり、トップ・マネジメントの耳にはなかなか届かない。新しい戦略をスタート地点で頓挫させないためには、組織全体を巻き込んだ「率直な対話」が不可欠である。本稿では「戦略フィットネス・プロセス」を通して、社員たちが語る組織の「ありのままの事実」を追求する方法を提唱する。