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四半期ごとに実践すべき「キャリアデトックス」
季節の変わり目には、自分の内面を見つめる時間を取り、仕事への気持ちを再確認し、よい変化を起こせる領域を探るべきだ。その変化は、ルーチンに何か新しいものを加えることでも、もう役に立たなくなった習慣をやめることでもよい。
筆者はこの作業を「キャリアデトックス」と呼んでおり、四半期に1度実践するようクライアントに勧めている。筆者はエグゼクティブコーチとして、組織へのコンサルティングや、経営学の学生たちを教えてきた経験から、キャリアデトックスがあらゆる職位の人の活躍を促し、バーンアウト(燃え尽き症候群)を回避するのに役立つことを発見した。
その第一歩は、自分の内面に目を向け、現在のキャリアパスに満足しているかどうかを探る、内省的な問いかけをすることだ。次に、自分の価値観を明らかにする。そして第3のステップで、これらの作業から明らかになったことと、現在のキャリアを一致させる。
この3つのステップを実践することで、ワークライフに何を追加すべきか、あるいは何を取り除くべきかがわかってくる。
1. 問う:自分の調子はどうか
誰かに会った時に「調子はどう」と聞く人は多いが、その問いを自分に向けることはどれほどあるだろうか。現在のキャリアに満足しているかどうかは、セルフリーダーシップと自己認識から始まる。あなたの成功と幸せを、あなた以上にサポートできる人はいないのだから。