慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授、経営学博士。専門は企業戦略論。本田技研工業を経て慶應ビジネススクールで経営学修士課程（MBA）を修了後、アーサー D. リトル（ジャパン）にてIT業界での戦略コンサルテーションを経験。アメリカ、オハイオ州立大学にてPh. D.（経営学）を取得（指導教授：ジェイ・バーニー）。現在は包括的（BOP）ビジネスの研究を通じて、企業戦略の社会・経済的価値とその測定について考察を行っている。経済産業省BOPビジネス支援センター運営協議会、アフリカビジネス研究会等で委員を務める。主要著作：「戦略理論における社会的成果の位置づけと社会経済的収束能力の役割」『慶應経営論集』2013年、「戦略策定のリアリティと戦略理論研究への課題」『組織科学』2009年、『企業戦略論─競争優位の構築と持続（上・中・下）』（翻訳、ジェイ・バーニー著、ダイヤモンド社、2003年）、「仕事に役立つ経営学」（共著）日経文庫、2014年等。