不確実性が高い中で、部下を安心させるために大切なこと
サマリー:予定がぎっしり詰まった慌ただしい日々の中で、学習に時間を割くことは意外と難しい。そんな毎日を過ごす中でも1日1ページめくるだけで、自身を問い直し、重点課題を見つけ、あなたが成長するきっかけを与えてくれるのが、書籍『リーダーを支える365の言葉』だ。本連載では、同書から珠玉の一節をご紹介していく。今回は、グローバルリーダーシップ開発・調査会社、ポテンシャル・プロジェクトの創設者兼会長であるラスムス・フーガードらの記事“3 Strategies for Leading Through Difficult Times”(未訳)の一節を紹介する。

 予定がぎっしり詰まった慌ただしい日々の中で、学習に時間を割くことは意外と難しい。そんな毎日を過ごす中でも1日1ページめくるだけで、自身を問い直し、重点課題を見つけ、あなたが成長するきっかけを与えてくれるのが、書籍『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』だ。本連載では、同書から珠玉の一節をご紹介していく。

 今回は、グローバルリーダーシップ開発・調査会社、ポテンシャル・プロジェクトの創設者兼会長であるラスムス・フーガードらの記事“3 Strategies for Leading Through Difficult Times”(未訳)の一節を紹介する。

不確実性を乗り越える
──透明性と思いやり

 世の中が混沌としている時は、次に何が起こるかまったく予想がつかないものだ。部下を安心させ、仕事に集中させ続けるにはどうすればよいだろうか。このような状況で重要なのは、透明性と思いやりだ。

 不評を買ってでも必要な決断を下す必要がある時こそ、自分の頭や心の中にあることを正直に話す。どう受け取られるかを気にして重要な情報を明かさないのではなく、何が起こり、今後どうなっていくのかを、明確に、思いやりを持って伝える。本音で向き合えば、あなたが部下を大切に思っていることが伝わるものだ。

“3 Strategies for Leading Through Difficult Times”(未訳)
ラスムス・フーガード
ジャクリーン・カーター
ロブ・ステンブリッジ

参考記事“3 Strategies for Leading Through Difficult Times”とは

 リーダーはパンデミック、人材不足、柔軟な働き方の要求といった予測不能な課題に直面し、不安定な状況で組織を導く困難な立場にいる。絶え間ない不確実性の中で従業員の不安に対処する一方で、自身のストレスや燃え尽き症候群は後回しになりがちだ。

 こうした状況下において、リーダーには自身とチームをケアするための実用的な戦略が必要である。本記事“3 Strategies for Leading Through Difficult Times”(未訳)では、部下の心を理解することから始める3つの実践を紹介している。

期間限定プレゼントのお知らせ

 書籍『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』から、リーダーの好奇心に関する「ジョン・コールマンの言葉」をPDF形式にして期間限定(2026年2月31日まで)でプレゼント中です。

 DHBR電子版の無料会員にご登録のうえ、対象論文をダウンロードください。

≪ご登録・特典ダウンロードはこちら≫

 

『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』

[編]ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
[訳]DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
[内容紹介]世界のリーダーが一歩先を見通すために読んでいる有数のマネジメント誌『ハーバード・ビジネス・レビュー』から、時に頭を揺さぶり、時に心の拠り所となる、至高の金言を厳選。従業員エンゲージメント、生産性、心理的安全性、信頼性など、リーダーやリーダーを目指す人にとって最も重要なトピックをこの1冊に凝縮。

<お買い求めはこちら>
[Amazon.co.jp][紀伊國屋書店][楽天ブックス]