リーダーに欠かせない基本的な4つの能力とは何か
サマリー:世界最高の経営思想家ピーター・ドラッカーの洞察力に富んだ言葉の数々を1日1ページ、1年365日で構成した書籍『ドラッカー 365の金言』。世界の政財界に広く助言を行ってきた経験から来る「金言」は、組織の中で働き、常に何らかの目標の達成を求められている人々にインスピレーションとアドバイスを提供してくれる。本連載では、本書の内容を抜粋し、再編集したものを掲載する。今回は、『非営利組織の経営』より、リーダーに必要な4つの能力について語った言葉を紹介する。

リーダーとしての4つの能力
「リーダーは仕事に目を向ける。重要なのは仕事であって、自らはその道具にすぎない」

 組織は、それを率いることができる者を必要とする。問題はリーダーに、リーダーとしての基本的な能力があるかである。

 リーダーとしての能力の第1は、人のいうことを聞く意欲、能力、姿勢である。聞くことは、スキルではなく姿勢である。誰にもできる。しなければならないことは、自分の口を閉ざすことである。

 第2は、コミュニケーションの意欲、つまり自らの考えを理解してもらう意欲である。そのためには大変な忍耐を要する。

 第3は、言い訳をしないことである。思ったほどうまくいっていないからやり直そうといえなければならない。

 第4は、仕事の重要性に比べれば、自分など取るに足りないことを認識することである。リーダーたる者は、自らを仕事の下におかなければならない。

 リーダーたる者は、献身しつつも個たりえなければならない。そのとき仕事もうまくいく。また、自らを仕事の外におかなければならない。さもなければ、大義のためとして自らのために仕事をすることになる。自己中心的となり、虚栄のとりことなる。とりわけ、焼きもちを焼くようになる。チャーチルの強みは、最後まで後進の政治家を育て後押ししたことにあった。  

『非営利組織の経営』より)

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マネジメントの巨人が遺した至言の宝石箱!
『ドラッカー 365の金言』

[著]P. F. ドラッカー、ジョセフ A. マチャレロ編
[訳]上田 惇生
[内容紹介]世界最高の経営思想家ピーター・ドラッカーの洞察力に富んだ言葉の数々を1日1ページ、1年365日で構成。95歳の著者の経験に裏打ちされた「金言」は、組織の中で働き、常に何らかの目標の達成を求められている人々にインスピレーションとアドバイスを提供してくれます。仕事と人生を変える、1日1ページ!

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