2010年4月号

イノベーションの新世界地図

4つのモデルが明らかにする

ジョン・カオ :インスティテュート・フォー・ラージ・スケール・イノベーション 理事長

ジョン・カオ

インスティテュート・フォー・ラージ・スケール・イノベーション 理事長

NPO(非営利組織)のインスティテュート・フォー・ラージ・スケール・イノベーションの理事長であり、サンフランシスコ在住のイノベーション戦略コンサルタント。Innovation Nation: How America Is Losing Its Innovation Edge, Why It Matters, and What We Can Do to Get It Back, Free Press, 2007.ならびにJamming: The Art and Discipline of Business Creativity, Collins Business, 1997.の著者。HBRへの寄稿に"The Worldwide Web of Chinese Business," HBR, Mar.-Apr. 1993.(邦訳「華僑ネットワークの強みと弱み」DHB1993年7月号)がある。

アメリカン・ドリームは、いまや「グローバル・ドリーム」と呼ぶべきだろう。イノベーションは、アメリカの専売特許ではなくなり、中国やインドをはじめ、各国が国家の最重要課題と位置づけ、世界じゅうの企業や人材、資源を引き寄せる政策やインフラを整えている。シンガポール政府は、科学の世界的中心地になるべく、「バイオポリス」や「フュージョノポリス」などのR&D基地をつくった。またフィンランド政府は、ヘルシンキ経済大学、ヘルシンキ芸術デザイン大学、ヘルシンキ工科大学を合併させ、「イノベーション大学」と呼ばれる教育機関を設立した。本稿では、各国のイノベーション・モデルを4つに類型化し、企業がこれらのモデルを効果的に利用する方法を解説する。

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