短期間で業績改善することを求めるプレッシャーは年々高まっている。しかし、関係者がその経験と知識を持ち寄り、無手勝流に取り組んでも結果は見えている。やはり、事実に基づく的確な診断が欠かせない。本稿では、「経験曲線」「ABC」(活動基準原価計算)、「ROA/RMSチャート」「SNAPチャート」「NPS」(推奨者の正味比率)、「プロフィット・プール・マップ」「モデルTチャート」「RAPIDモデル」など、ベイン・アンド・カンパニーによる、業績改善の体系的な方法を紹介する。