自己変容する組織:Living Organization
このようなVUCA・デジタルディスラプション時代における人材組織の大きなチャレンジに対する解が、組織を「生物」としてとらえ直し、絶え間ない自己変容ができる組織=Living Organizationであると考えている(図5)。

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出所:アクセンチュア
出所:アクセンチュア
Living Organizationは5つの特長を持っている。
①個人と会社の成長の同期化
②人材エコシステム
③高速イノベーション創出
④人と機械・社内と社外の最適フォーメーション
⑤アダプティブな人材・組織
それぞれの特長については、本稿の後編にて詳述する。

(写真左)
宇佐美 潤祐
アクセンチュア 戦略コンサルティング本部
人材・組織変革統括 マネジング・ディレクター
宇佐美 潤祐
アクセンチュア 戦略コンサルティング本部
人材・組織変革統括 マネジング・ディレクター
東京大学卒、ハーバード大学院修了。戦略コンサルティング業界において20年のキャリア。人材・組織変革が専門領域。大手SPAにおいて経営変革・経営者育成機関担当役員として4年間の実務経を有する。人材・組織変革以外にも、戦略策定、ボード改革、オペレーティングモデル構築、M&Aデューデリ・PMI等幅広い経験を有する。東京海上火災保険、ボストンコンサルティンググループ等を経て2017年よりアクセンチュアの人材・組織変革統括責任者。
(写真右)
倉嶋 佑理
アクセンチュア 戦略コンサルティング本部
シニア・マネジャー
倉嶋 佑理
アクセンチュア 戦略コンサルティング本部
シニア・マネジャー
慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻卒。2008年アクセンチュア入社。通信、メディア、IT業界を中心に事業転換戦略立案、新規事業創出支援、それに伴うオペレーティングモデル変革(組織・人事戦略の見直し、新たなデジタル顧客接点の開発など)支援を多数実施。