まず、誰にでも面白いところがあること、そしてユーモアのセンスは磨いたり、より有効に使えるようになったりすることを認識する。

 多くの人は、このように心配している。もともとクラスの「面白いやつ」ではなかった自分が、同僚を笑わせようとしてはいけないのではないか。自分が同僚の冗談や笑い話をすべきではない、と。

 しかし、調査によれば、誰かを傷つけたり攻撃したりするのでなければ、たいていの軽妙さは評価されるという。その一線を越えないようにするのは、さほど難しいことではない。

 次のステップは、自分や他者のユーモアのスタイルを知ることだ。以下の4つのパターンに分類できる。

・スタンダップ(漫談家):大胆かつ不遜、笑いのためなら多少怒りを買うこともおそれない(例:ワンダ・サイクス)。
・スイートハート(愛される人柄):生真面目で控えめ、場を明るくするユーモアの使い手(例:ジェームズ・コーデン)。
・スナイパー(毒舌家):辛口の皮肉屋、さりげなく、思わぬところを突く達人(例:ミシェル・ウルフ)。
・マグネット(磁石):表情豊かでカリスマ的、簡単に人を笑わせる(例:ジミー・ファロン)。

 自分や同僚がどのタイプに当てはまるかわからないという人には、筆者らが作成した、こちらのテストもある。皆のスタイルがわかれば、それだけ空気が読みやすくなり、カエルのジョークを放り込むタイミングも計りやすくなる。

 自分のタイプがわかれば、リスクを回避できるようにもなる。たとえば、スイートハートとマグネットの人は、過度な自虐で自分の評判を傷つけないように気をつけるべきだ。スタンドアップとスナイパーの人は、相手を不快にさせて周りから距離を取られないように気をつける必要がある。

 誰かを利用して笑いを取ったり、事情を知らない人が見て「職場での閲覧注意」(NSFW)だと思うようなことをしたりするのは、どんな時も避けるべきだろう。