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日常業務をパーパスと結びつける難しさ
この10年、組織はパーパスこそがエンゲージメントとイノベーション、そして究極的にはパフォーマンスの原動力だという実証研究の結果を受け入れてきた。
採用広告には、パーパスと意義に関する言葉があふれている。「あなた自身よりも大きなものの一部になろう」「私たちと一緒に世界を変えよう」といったスローガンは魅力的だ。しかし、たいていの仕事には、面倒で、あえて言えば退屈な要素がある。売り込みの電話をかけたり、タイムシートに記入したり、上司にPDFを回転させる方法を教えたりしなければならない時、大きなパーパスとのつながりを維持し続けるのは難しく感じるだろう。
筆者らの経験によると、ほとんどの組織でパーパスの感情的・経済的利点を十分に活用できていない理由の一つは、従業員が企業の公式なパーパスに自身の役割を結びつけられずにいることである。