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1000人調査で判明した好成績チームの実態
あなたが多くのベテランリーダーと同じなら、最近、信頼の価値についてよく耳にするようになったのではないだろうか。
自分の組織を信頼する従業員は、エンゲージメントが高く、創造性や生産性も高い。これに対して、組織を信頼していない従業員は、ストレスを抱え、燃え尽き症候群(バーンアウト)に陥り、辞める可能性が高い。したがって、信頼関係を育むことは、好成績チームを育てたいリーダーにとって重要な課題である。
職場で信頼関係を育む際の会話は、管理職と従業員の関係の間で行われるものが中心だ。それはそれで有益ではあるが、それだけでは問題の半分の側面しか見ていないことになる。上司と部下の信頼関係と同じくらい重要なのは、チームメンバー間の信頼関係を育むことだ。なにしろ、ほとんどの従業員はチームで仕事をし、毎日の大部分は同僚との交流に費やされる。その多くの場面で、上司は不在なのだ。
では、最高のチームは、どのようにしてチーム間の信頼関係を築くのか。
それを明らかにするために、筆者が立ち上げた人材開発会社イグナイト80は、米国で働く1000人のオフィスワーカーを対象に調査を行った。好成績チーム特有の行動を見つけて、そのアプローチから何を学べるか理解するためだ。