面接であなたの問題解決力をアピールする5つの方法
Martin Barraud/Getty Images
サマリー:今日の採用面接においては、面接官が求職者の問題解決能力を評価するために「状況設定型面接」あるいは「行動面接」を用いることが一般的になっている。「~の時のことを教えてください」や「もし~であればどうしま... もっと見るすか」というものである。本稿では、こうした面接において、求職者が自信を持って答えるための方法を5つ紹介する。 閉じる

面接官から状況に関する質問をされた時の対処法

 人材採用において、面接官がただ求職者の長所や短所を探る時代は終わった。今日、採用担当者や採用マネジャーは、候補者がどのように考え、職務に関連する問題を解決するかを評価しようとしている。候補者の能力を評価するために一般的に行われているのが、「状況設定型面接」あるいは「行動面接」と呼ばれる面接での質問だ。「~の時のことを教えてください」や「もし~であればどうしますか」というものである。

 多くの候補者の中で際立つ存在になれるよう、こうした面接の質問に自信を持って答えるために下記の方法を実践してほしい。

1. 実証済みのフォーマットを使う

 過去の経験について話すにせよ、仮定の状況について洞察を述べるにせよ、常に「STAR(T)メソッド」あるいは「CARLメソッド」を使って答える。STAR(T)とは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)で、筆者はそれに、Takeaways(要点)のTを加えている。CARLは、Context(状況)、Action(行動)、Result(結果)、Learning(学習)だ。こうした構造化されたフレームワークで回答をフォーマット化することで、必要な情報を簡潔に伝えることができる。