
-
Xでシェア
-
Facebookでシェア
-
LINEでシェア
-
LinkedInでシェア
-
記事をクリップ
-
記事を印刷
正しいかもしれないが、不透明なキャリアの大転換をする時
キャリアの大半を占める仕事から退くのは、ほろ苦いものだ。新しい人生への移行に取り組む一方、人生の一つの章が無事に終わったことに喜びを感じる。
何年も何十年も勤めてきた会社を辞めて、ベンチャー企業を立ち上げたり、転職したりする場合はどうか。それは感情的にも現実的にもまったく異なる経験だ。
自分の人生やキャリアにとって正しい行動かもしれないが、その移行が不確かで決心ができていないように感じ、裏切っているような思いにさえなることもある。筆者のドリーがキャリア転換の指南書Reinventing You(未訳)を執筆するために行った研究と、ナタリーが16年にわたるアカデミック界でのキャリアを離れた経験から、キャリアの大半を捧げた会社からの転換を考える際に認識すべき6つの重要な課題が明らかになった。
反芻し思い悩む
最初に直面する可能性の高い課題は、「残るべきか、去るべきか」のループから抜け出すことだ。多くのプロフェッショナルは長年勤めた会社を辞めるかどうかで何年も悩み、不満が耐えがたいレベルに達して初めて退職する。