
-
Xでシェア
-
Facebookでシェア
-
LINEでシェア
-
LinkedInでシェア
-
記事をクリップ
-
記事を印刷
人材補充の結果、スキルギャップに陥っていないか
採用マネジャーの多くは、ポジションの補充を急ぐあまり、チームの規模を拡大する際の重要なステップを見落としがちだ。職務記述書を作成する前に徹底的なチームアセスメントを行わなければ、スキルギャップに陥る危険性があり、その結果、アジリティを欠くことになりかねない。単に人数を増やすのではなく、より戦略的なアプローチを取り、どのスキルセットや能力を追加すれば、現在と将来の両方においてチームと組織に真の付加価値をもたらすかを理解することが不可欠だ。
本稿では、職務記述書を作成する前に包括的なアセスメントを実施する方法を解説する。
ステップ1:戦略的に目標を合わせる
チームの目標と組織の目標を一致させることから始める。これは当たり前のように思えるかもしれないが、スキル要件の変化を予測し、現在の需要を満たすだけでなく、将来のアジリティと成長を促進する人材採用に役立つ。
たとえば、あなたの会社がデータ主導のマーケティングを目指しているが、まだそこに到達していないとする。そうした戦略的方向性においては、従業員にデジタルマーケティングプラットフォーム、ソーシャルメディア分析、マーケティングオートメーションツールの技術だけでなく、データ分析や戦略的思考などのスキルが必要になる可能性が高い。そのため、マーケティングリーダーは深いテクニカルスキルのある候補者を求めるだろう。