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中小企業はAIで戦略立案能力を高められる
中小企業には、通常、戦略リトリート(オフサイトで気分を変えて戦略を練るイベント)を毎年開催したり、収益を脅かす予想外の出来事に対処するためにいったんすべてのオペレーションをストップしたりするような余裕はない。これにより、大企業と競争する際には、不利な立場に置かれてしまう。
しかしAIは、こうした競争の場を公平なものにしてくれる可能性がある。中小企業もAIを使って、小規模でおそらく限られた経営陣の能力を超えるアイデアや選択肢、解決策を生み出すことで、時間や人員、リソース面の制約を克服できる。本稿では、中小企業がAIを使って戦略立案能力の不足を補った3つの事例を紹介しよう。
森に迷って
ジュリアは、従業員45人を抱える企業のCEOだ。会社は「経験豊かなコンテンツマーケターで、洞察力と分析力、リーチ力を兼ね備えた献身的な代理店のように、創造性や敏捷性、さらにサービス精神を提供している」という。