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ピープルビジネスには心震える瞬間がある
編集部(以下色文字):斎藤さんはヤフー(現LINEヤフー)で約20年間人事を務め、法律事務所を経て、2021年に日本マクドナルドに入社されました。なぜまったくの異業種に転職しようと思われたのですか。
斎藤(以下略):たしかに、周囲からはとても驚かれました。きっかけは、(サラ・)カサノバ(元会長)や日色(保・現会長)と一対一で話をする機会があったことです。当時、転職する気持ちはありませんでしたが、話だけでもしてみようと会ってみたところ、2人とも素晴らしいピープルリーダーだと感銘を受けました。
マクドナルドのビジネスの基本は、ピープル(マクドナルドで働くすべての人たち)にあります。創業者レイ A. クロックが遺した「私たちはハンバーガーをお客様に提供するビジネスではなく、ハンバーガーを提供するピープルビジネスである」という言葉にあるように、毎日店舗でお客様と接するピープルが私たちの成長の源泉であり、ピープルを大事にすることがビジネスの要です。