リーダーにふさわしい話し方とは何か
サマリー:予定がぎっしり詰まった慌ただしい日々の中で、学習に時間を割くことは意外と難しい。そんな毎日を過ごす中でも1日1ページめくるだけで、自身を問い直し、重点課題を見つけ、あなたが成長するきっかけを与えてくれるのが、書籍『リーダーを支える365の言葉』だ。本連載では、同書から珠玉の一節をご紹介していく。今回は、パラヴィス・パートナーズ共同創業者のエイミー・ジェン・スによる記事「リーダーが本当に語るべきこと」の一節を紹介する。

 予定がぎっしり詰まった慌ただしい日々の中で、学習に時間を割くことは意外と難しい。そんな毎日を過ごす中でも1日1ページめくるだけで、自身を問い直し、重点課題を見つけ、あなたが成長するきっかけを与えてくれるのが、書籍『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』だ。本連載では、同書から珠玉の一節をご紹介していく。

 今回は、パラヴィス・パートナーズ共同創業者のエイミー・ジェン・スによる記事「リーダーが本当に語るべきこと」の一節を紹介する。

リーダーにふさわしい話し方
──大局観を基盤に

 リーダーにふさわしい話し方を身につけるとは、状況や相手を問わず、誠実に、建設的に、効果的に応じる能力を磨くことだ。その中で大事なことの一つが、文脈である。昇進するにつれて、事業に対する見方や視野は広がっていく。部下にその文脈をどう伝えるかを考えることも、仕事の一部になる。部下に戦略について話す時、上層部に新しいアイデアを提案する時、チームに自分の判断基準を伝える時には、いきなり本題に入らず、まず背景説明から始めよう。

 大局を理解している者として、どのように部下をサポートできるだろうか。

「リーダーが本当に語るべきこと」
エイミー・ジェン・ス

参考記事「リーダーが本当に語るべきこと」とは

 リーダーにふさわしい話し方をするためには、何はともあれ、自信がありそうに見せることが肝心だと思っている人が多い。誰かを真似たり、自分を大きく見せたり、誰よりも大きな声で発言したりしなくてはならないと考えている人も少なくない。

 だが、それでは早晩「インポスター症候群」に悩まされ、常に緊張した戦闘モードでいることに疲れてしまう。そんな方法ではなく、自分の中にあるリーダーシップのさまざまな側面に日々磨きをかけ、真の自信を築くことが大切だ。リーダーたる者、置かれた状況や向き合う相手に関係なく、嘘偽りがなく、建設的で、効果的な対応ができなくてはならない。

 本記事「リーダーが本当に語るべきこと」では、どんな時でも適切なリーダーシップを発揮するために、優れたリーダーが語るべきことを説明している。

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