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未来をつくる2つの方法
「未来を予測しようとしても無駄である」
未来をつくるためのアプローチとして、互いに補完関係にある2つの方法がある。 第1に、経済や社会の不連続性の発生と、それがもたらす影響との間のリードタイムを発見し、利用することである。すなわち「すでに起こった未来を利用する」ことである。第2に、来るべきものに形と方向性を与えるべきビジョンを描き、それを実現することである。すなわち「来るべき未来を発生させる」ことである。
すでに起こった未来は、組織の内部ではなく外部にある。社会、知識、文化、産業、経済構造にある。それは、一つのトレンドにおける小さな変化ではなく、大きなトレンドそのものの変わり目である。すでに起こった未来を探し、それが与える影響を予期することによって、人は新しいものの見方を獲得する。あとは見さえすればよい。その後、何ができ、何が行なわれるべきかを見つけることは難しくない。機会は遠くにあるものでも曖昧なものでもない。しかし、それが何であるかは早く見つけなければならない。
未来を予測するだけでは問題をまねくだけである。なすべきことは、すでに起こった未来に取り組み、あるいは来るべき未来を発生させるべく働くことである。
(『創造する経営者』より)
ACTION POINT
すでに起こった経済や社会の断絶のうち、あなたの組織にとって機会となりうるものを1つ示してください。その先見の明に実を結ばせるための計画を立ててください。
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