-
Xでシェア
-
Facebookでシェア
-
LINEでシェア
-
LinkedInでシェア
-
記事をクリップ
-
記事を印刷
-
PDFをダウンロード
メディアが多様化するなかで
広告効果は薄れている
2012年夏、ロンドンに本拠を置く飲料大手のディアジオは、ブラジル市場向けのウイスキー販売において、ボトルのラベルを使い、カスタムメイドの動画が見られる方法を考案した。
8月の父の日(ブラジルでは8月第2日曜日)に合わせて店頭に並べられたこのウイスキーは、ラベル上のコードをスキャンすると、父親に宛てた動画メッセージをクラウドにアップロードできる。父親が自分の携帯電話で同じコードをスキャンすると、そのメッセージを受け取れる。
この動画は同ブランドの宣伝に役立ち、ソーシャルな絆を強めた。また、ディアジオは今後予定されるイベント、試飲会、セールなどの販促活動で、贈り手と受け手の双方と再び接点が持てるようになった。