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他国市場での展開を阻む、規制や制度や文化のさまざまな壁。フェイスブック、アマゾン、アップルが最近インドで直面したこれら「コンテキスト上の問題」を振り返り、教訓を探る。
世界のテクノロジー業界における次の大きなトレンドの1つが、インド消費者の取り込みであることは間違いないと思われる。一部の予測では、この国のインターネット利用者は2030年までに10億人に達するという。現在、インターネットにアクセスできるのは総人口13億人のうち5分の1程度だ。それでも、スマートフォンの出荷台数ではすでに米国を抜き去り、中国に次ぐ世界第2位の市場と化している。
証拠は他にもある。たとえばフォレスター・リサーチの報告によると、インドにおけるオンラインでの消費額は、2015年の121億ドルから2020年には750億ドル近くまで増える見込みだという。