-
Xでシェア
-
Facebookでシェア
-
LINEでシェア
-
LinkedInでシェア
-
記事をクリップ
-
記事を印刷
創業から10年、副社長から社長になって3年が過ぎた岩瀬大輔さん。気がついたら常に走り続けている日常において、長期的なことを考えることを忘れてはいけないと言う。そのための考える時間をいかに確保するか。次元の異なる課題を処理する方法論とも言える(構成・新田匡央、写真・引地信彦)。
飛躍や非連続的なものは、
予定調和ではないところから生まれる
編集長・岩佐(以下色文字):経営者のミッションは、短期的な問題はもちろん、長期的なビジョンを考えることだと思います。岩瀬さんは、それについて「考える時間」をどのように確保していらっしゃるのでしょうか。
岩瀬大輔(Daisuke Iwase)
ライフネット生命保険 代表取締役社長
1976年埼玉県生まれ。1988年、東京大学法学部卒業後、ボストン コンサルティング グループ、リップルウッド・ジャパンを経て、ハーバード・ビジネススクールに留学。同校を日本人4人目となるベイカー・スカラー(上位5%の成績)で卒業。2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げる。2013年より代表取締役社長。世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」にも選出。
ライフネット生命保険 代表取締役社長
1976年埼玉県生まれ。1988年、東京大学法学部卒業後、ボストン コンサルティング グループ、リップルウッド・ジャパンを経て、ハーバード・ビジネススクールに留学。同校を日本人4人目となるベイカー・スカラー(上位5%の成績)で卒業。2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げる。2013年より代表取締役社長。世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」にも選出。
岩瀬(以下略):私の場合、海外出張が「考える時間」になっているかもしれません。そこには、大きくふたつの時間があります。ひとつは、往復の機内。最近はWi-Fiがつながってしまう空域もありますが、基本的には人とのコミュニケーションが強制的にシャットアウトされる空間です。そこでの時間は、深く思考をするうえで非常に有効だと思っています。






