人工知能の初期導入に参考となるフレームワークを紹介する。簡便な既存ソフトウェアからワトソンまで、目的やリソースによって7つの方向性が考えられる。


 私はバブソン大学のMBA学生に、認識技術(人工知能ともいう)について教えている。受講生の多くはこの種のテクノロジーに馴染みがない。そのため彼らの視点でこのテーマに向き合うと、圧倒されるような思いを抱く人が多いであろうことを再認識させられる。

 人工知能の種類はきわめて多岐にわたり、それぞれを十分に理解するには技術的な知識が求められる。したがって初心者は、導入方法の見極めに苦労することが多い。