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グローバル製紙会社のストラ・エンソは、衰退に向かうレガシー事業への依存から脱却するために、「パスビルダー・プログラム」という変革施策を実行し成功させた。本記事はその概要を伝え、社内人材のみで伝統的な巨大組織を変革するための要諦を示す。
紙の需要の低下は、ストラ・エンソに大きな打撃を与えた。
パルプ・製紙のグローバル大手である同社は、1288年に創業された世界最古の現存企業の1つである。2011年までに、3万人の従業員のうち3分の1以上を解雇した。これにより業績を回復したものの、自社をグローバルな再生可能原料の会社へと転換する必要があった。