76歳で起業した外食のレジェンド その胸中とは

編集部(以下色文字):すかいらーく創業者として日本の外食産業を切り開いた横川竟会長は、76歳にして高倉町珈琲を開店しました。なぜ、再び起業をしようと思われたのでしょうか。

横川(以下略):僕の考える最高のレストランづくりが完成していない、だからもう一度やるということに尽きるでしょうね。

 76歳で起業した当初、周りの人たちは「横川は生活に困っているのか」などと不思議がっていました。もちろん、生活に困っていたわけではありません。