76歳で起業した外食のレジェンド その胸中とは
編集部(以下色文字):すかいらーく創業者として日本の外食産業を切り開いた横川竟会長は、76歳にして高倉町珈琲を開店しました。なぜ、再び起業をしようと思われたのでしょうか。
横川(以下略):僕の考える最高のレストランづくりが完成していない、だからもう一度やるということに尽きるでしょうね。
76歳で起業した当初、周りの人たちは「横川は生活に困っているのか」などと不思議がっていました。もちろん、生活に困っていたわけではありません。
サマリー:「リコッタパンケーキ」や「昔なつかし昭和のナポリタン」などのメニューと店内の心地よさが女性客の心をつかみ、店舗拡大を続けているカフェレストランチェーンがある。高倉町珈琲だ。2013年の開店以来、関東近郊を... もっと見る中心に20店舗を展開するこの企業を率いるのは、横川竟(きわむ)会長(81歳)。すかいらーくグループの創業者、日本の外食産業の礎を築いたレジェンドである。横川氏が高倉町珈琲を起業したのは76歳の時で、経営を担う本部スタッフの平均年齢は65歳と、超高齢化社会に向かう日本にとって、新しい会社のあり方を示している。 閉じる
編集部(以下色文字):すかいらーく創業者として日本の外食産業を切り開いた横川竟会長は、76歳にして高倉町珈琲を開店しました。なぜ、再び起業をしようと思われたのでしょうか。
横川(以下略):僕の考える最高のレストランづくりが完成していない、だからもう一度やるということに尽きるでしょうね。
76歳で起業した当初、周りの人たちは「横川は生活に困っているのか」などと不思議がっていました。もちろん、生活に困っていたわけではありません。