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プレゼンテーションがうまい人のほとんどが、特別な才能を持っているわけではない。スティーブ・ジョブズすら例外ではなく、入念なリハーサルを行ってから本番に臨んでいるだけである。では、どうすればリハーサルの効果を最大化することができるのか。筆者は5つのポイントを提示する。


 スティーブ・ジョブズは、当代きってのビジネスプレゼンテーションができる話し手だった。

 かつてビル・ゲイツは、ジョブズのことを聴衆に「魔法」をかける「魔術師」と評した。『フォーチュン』誌は、彼の基調講演は「世間ずれした心臓もドキドキさせる」と絶賛した。ジョブズはそのプレゼンテーションがウィキペディアの項目になっている数少ないCEOの一人である。彼の基調講演だけで、アップルの株価は急上昇した。