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たとえ資料を完璧に準備しても、あなたの話し方がまずければ、そのプレゼンは失敗に終わるだろう。人は30秒で能力を判断するという研究があるように、聴衆はスピーカーの評価を一瞬で下す。そのため実際には緊張に押し潰されそうでも、人前に立ったら自信と能力がある姿を見せつける必要がある。本稿では、そのための6つの原則を示す。


 次のプレゼンのメッセージを決めて、スライドもつくった。あとは聴衆を「おおっ」と思わせる準備だ。あなたが聴衆にどんなふうに見えて、どんなふうに聞こえるかが、その印象を大きく左右する。しかもその印象は、あっという間に形成される

 研究によると、人はわずか30秒でリーダーの能力を判断する。つまり、聴衆は数秒であなたが信頼できるかどうかを判断するわけだ。その基礎となるのはボディーランゲージと声のトーンだ。プレゼンの内容と同じくらい、その伝え方がものをいうのだ。