
SHANA NOVAK/GETTY IMAGES
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最高イノベーション責任者(CINO)は、いま最も注目を浴びる役職の一つだ。ただ、その役割が明確に定義されていないため、自分たちはどんな人材を雇うべきかと頭を抱える会社も多い。筆者は、CINOを「研究者」「エンジニア」「投資家」「唱道者」「モチベーター」「オーガナイザー」という6つのタイプに分類した。自社がどのようなイノベーションを欲しているかを理解し、欲しい人材像を明らかにすべきである。
企業の最高幹部職の中で、いまとりわけホットな役職の一つが最高イノベーション責任者、略称CINOだ。20年前、この役職が話題に上ることは皆無に等しかった。しかし、コンサルティング会社エゴンゼンダーの調べによれば、2017年の時点でフォーチュン500企業の29%がイノベーション担当の上級幹部ポストを設置している。
とはいえ、まだ比較的歴史が浅い役職ということもあり、最高イノベーション責任者の役割について標準的な定義は形づくられていない。