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部下との関係が常にうまくいくとは限らない。フィードバックに意を唱えたり、そもそも話を聞かなかったりという、反抗的な態度を取る人もいるだろう。彼らの姿勢を無理に改めさせようとしても、逆効果になるケースが多い。なぜそのような反応をするかを見極め、潜在力を最大限に引き出す3つのアプローチを紹介する。
マネジャーにとって、反抗的な部下をどのようにマネジメントするかは悩みの種だ。フィードバックをしても異論を唱えたり、無視したりし、納得のいかない指示には従わない。新しい取り組みに対しても、否定的な発言を繰り返す。
この種の態度を取る人はたいてい、虚勢を張っている。変化を恐れる気持ち、対立を避けたいという思い、無能だとか間抜けだと思われることへの不安を覆い隠そうとしているのだ。
私はこれまで30年間、上場企業と非上場企業のコンサルティングをしてきた経験を通じて、反抗的な部下の能力を最大限引き出すために有効なアプローチを3つ見出した。