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仕事のことが頭から離れないとき、それが不安の種になっていることが多い。すると、なかなか寝つけなかったり、目覚ましが鳴る何時間も前に起きてしまったりする。仕事のストレスが睡眠不足の重大な原因となるだけでなく、睡眠不足で判断力や思考力が低下してストレスをさらに悪化させるという、悪循環を招きかねない。本稿では、仕事のストレスによる睡眠不足を防ぐ5つの方法を紹介する。


 職場以外の場所でも仕事のことを考える人は多い。よいアイデアを思いつくのは、そういうときだったりする。

 ところが、仕事のことを考えているときは、仕事が心配の種になっている場合が多い。そうなると夜眠れなかったり、朝目覚ましが鳴る何時間も前に不安で目が覚めてしまったり、といったことが起こる。

 コンサルティングファームのコーン・フェリーの調査によれば、2018年には、米国の労働者の66%がストレスによる睡眠不足に陥っていた。睡眠不足は、判断、クリティカルシンキング、問題解決、計画、整理などの認知機能にマイナスの影響を与えるので、仕事のストレスを悪化させる可能性もある。

 夜中に仕事のことを考えないようにするには、次の方法を試すとよいだろう。