
Todd Pearson/Getty Images
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新型コロナウイルスの感染拡大により、組織文化が弱体化する恐れがある。在宅勤務が続き対面でのコミュニケーションが取れなくなり、共通の価値観を強化できなくなっているのだ。先行き不透明な環境で成長を続けるには、変化にリアルタイムで適応する文化をはぐくむ必要がある。本稿では、そうした組織文化の構築・維持に有効な3つの行動パターンを紹介する。
私たちがこの数カ月間に話を聞いた企業リーダーの多くは、これまで何年もの歳月を費やして、成果に結びつく組織文化をはぐくもうとしてきた。
具体的には、ビジネスを成功させるために欠かせない行動を最優先するという点において「戦略面で適切」で、しかも社員がそれを額面通り受け取り、重要視するという点において「強力」な文化を築くことを目指してきた。このような文化を持つことは、傑出した人材を獲得してつなぎとめ、高い財務成績を上げるうえで効果がある。