
MirageC/Getty Images
-
Xでシェア
-
Facebookでシェア
-
LINEでシェア
-
LinkedInでシェア
-
記事をクリップ
-
記事を印刷
人種間の不正義が問題視される中、多くの企業が抗議運動への支持を表明するだけでなく、みずからの行動を改めると約束した。その中には「最高ダイバーシティ責任者(CDO)」という役職を新たに設けて、適任者を探し始めた企業もある。この役職を単なるお飾りにせず、組織でDEIを実現するためには、CDOを採用する前に6つの問いを自問すべきだ。
2020年5月25日、ジョージ・フロイドが死亡し、その後「ブラック・ライブズ・マター」運動が盛り上がり、さらには8月23日にジェイコブ・ブレイクが銃撃を受けるにいたって、米国と世界のリーダーたちはようやく、私たちが日々関わっている社会のシステムに人種間の不正義が深く根を張っていることに気づき始めた。
そうした不正義は、地域コミュニティや学校、店舗、銀行、裁判所でも見られるし、住宅市場にもはびこっている。そして、人種間の不正義は、私たちが働く職場でもまかり通っている。