コロナ禍で深刻化したバーンアウト
マイケル P. ライターとクリスティーナ・マスラックは、過去30年にわたり、バーンアウト(燃え尽き症候群)研究の第一人者として活動している。
2人は『燃え尽き症候群の真実[注]』の共同執筆者であり、今後ハーバード・ユニバーシティ・プレスからバーンアウトと仕事に関する本を刊行する予定だ。
マスラックは、スーザン・ジャクソンとともにマスラック・バーンアウト・インベントリー(MBI)も共同開発した。これは広く利用されているバーンアウトの測定尺度で、さまざまな集団に合わせたバリエーションが存在する。ライターは、その中でも組織で最もよく使われている測定尺度の共同執筆者である。