
Zoran Milich/Stocksy
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組織のDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)を実現するために、マイノリティの採用に乗り出す企業が増えてきた。ただし、採用はあくまでDEIの取り組みの一つにすぎない。彼らが昇進し、組織の意思決定に関与できるポジションに就くことが不可欠である。本稿では、ドアダッシュの事例をもとに、有色人種の女性のキャリアアップを効果的に支援する方法を紹介する。
有色人種の女性の採用は、企業のダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包摂)の取り組みの一つにすぎない。組織内での昇進もそうであるが、これはいまだに難題となっている。
2020年における有色人種の女性のマネジャー職は12%、シニアマネジャーやディレクター職は9%、経営幹部は3%に留まる。黒人女性は、その割合がさらに低い。もどかしいことに、この数字は過去6年間横ばいだ。