
Andriy Onufriyenko/Getty Images
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気候変動対策に積極的に取り組む企業がある一方、その対策が不十分な企業に対する反発が高まっている。とりわけ「グリーンウォッシング」、つまり口先だけで行動が伴わない企業に向けられる視線はいっそう厳しくなっている。リーダーが時代の変化と向き合い、しかるべき行動を取り、最終的には若手世代の信頼を勝ち取るために何をすべきか。本稿では、企業がアクティビストとして行動し、真の変化を起こすための5つの手法を紹介する。
2021年11月、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で演説したバラク・オバマ元米国大統領は、聴衆に次のように問いかけた。「私たちが生き延びるために必要とされる行動と、いま政治的に実現可能に見える行動の間には、大きなギャップがあります。そのギャップをどのように埋めればよいのでしょうか」
そのためには集団行動が欠かせないと、オバマは述べた。「市民の意志と情熱とアクティビズムを結集させることで、政府や企業、そしてそれ以外の誰もがこの課題と向き合うように、背中を押す必要があるのです」