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マクロ経済の見通しは経営者にとって検討すべき重要課題だ。米国のマクロ経済に対する不安は、インフレから次なる不況へと変わりつつある。すなわち、米連邦準備制度理事会(FRB)の対策は、景気後退のリスクを押し上げた。景気後退はインフレを緩和するという見方はあるものの、そうなる保証はない。筆者らは、2022年に米国で景気後退が始まる可能性は低いと見るが、2023年にソフトランディングできる見込みも不透明だと指摘する。このような状況で、経営者は4つの点にフォーカスすべきと説く。
マクロ経済の見通しは、経営者にとって検討すべき最重要課題であり続けている。2021年、需要が増えすぎてサプライチェーンが停滞した時、多くの企業はかつて経験したことがないほどの価格決定力を持つようになった。