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予定がぎっしり詰まった慌ただしい日々の中で、学習に時間を割くことは意外と難しい。そんな毎日を過ごす中でも1日1ページめくるだけで、自身を問い直し、重点課題を見つけ、あなたが成長するきっかけを与えてくれるのが、書籍『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』だ。本連載では、同書から珠玉の一節をご紹介していく。
今回は、リーダーが時として、潔く負けることも学ばなければならないと説いた、ハウス・オブ・ビューティフル・ビジネス共同創業者兼共同CEOのティム・リーバーレヒトによる記事「リーダーは『美しく』負ける方法を学ぶべきだ」の一節を紹介する。
潔く負ける技術
路線変更
あなたはリーダーとして、勝つことだけを考えている。とはいえ、常に成功する人などいないわけで、潔く負けることも学ばなければならない。それには、戦う土俵を変えるという手がある。
あるプロジェクトや取り組みがうまくいかない時は、一歩引いて、他の方向性はないか検討する。試したことの中で、うまくいったことは何か。そのスキル、イノベーション、アイデアを他の方法で活かせないか。進めてきたことがちょうど役に立ちそうな別の問題はないか。失敗を創造や発想の終わりにしてはいけない。
「リーダーは『美しく』負ける方法を学ぶべきだ」
ティム・リーバーレヒト
参考記事「リーダーは『美しく』負ける方法を学ぶべきだ」とは
リーダーは、勝利のために全力をそそぐことが自分の仕事だと考えがちだ。敗北することは、支配権や地位、富が失われることにつながるからである。だが、リーダーこそ「品格を持って負ける方法」を学ぶ必要があると、筆者であるハウス・オブ・ビューティフル・ビジネス共同創業者兼共同CEOのティム・リーバーレヒトは指摘する。そのためには、敗北に耐えるだけでなく、変化と成長を促す経験として次につなげる機会だと受け入れることが欠かせない。美しく散ることで、得られる果実が大きくなる可能性さえあるのだ。
記事「リーダーは『美しく』負ける方法を学ぶべきだ」では、リーダーが潔く負けを認め、新たな勝負に挑むための4つの方法を提示している。
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『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』
[編]ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
[訳]DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
[内容紹介]世界のリーダーが一歩先を見通すために読んでいる有数のマネジメント誌『ハーバード・ビジネス・レビュー』から、時に頭を揺さぶり、時に心の拠り所となる、至高の金言を厳選。従業員エンゲージメント、生産性、心理的安全性、信頼性など、リーダーやリーダーを目指す人にとって最も重要なトピックをこの1冊に凝縮。
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