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予定がぎっしり詰まった慌ただしい日々の中で、学習に時間を割くことは意外と難しい。そんな毎日を過ごす中でも1日1ページめくるだけで、自身を問い直し、重点課題を見つけ、あなたが成長するきっかけを与えてくれるのが、書籍『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』だ。本連載では、同書から珠玉の一節をご紹介していく。
今回は、従業員のモチベーションを引き出すための4つの戦略を紹介した、シニアリーダーシップコーチのクリスティ・ヘッジスによる論文「人生の優先順位が変わった従業員のモチベーションを引き出す方法」の一節を紹介する。
「献身」を再考する
いまや私生活を奪うような仕事や会社では誰も働きたがらない。だから、献身に対する見方を改めなければ、優秀な人材を失うことにもなりかねない。やる気を広く捉え、パフォーマンスを時間で測るのはやめよう。仕事がうまく進んでいれば、何時間デスクに向かっているかは関係ないはずだ。あなたが若かった頃の働き方や、時代遅れの基準で部下を縛ってはいけない。
情熱の定義は人それぞれ、部下が自分にとってベストな働き方ができるように柔軟な体制をつくろう。部下自身の価値観を尊重するあなたの姿勢は、部下のモチベーションを高め、ひいては定着率を高める。
「人生の優先順位が変わった従業員のモチベーションを引き出す方法」
クリスティ・ヘッジス
参考論文「人生の優先順位が変わった従業員のモチベーションを引き出す方法」とは
コロナ禍を経て、従業員の仕事観は「生活を仕事に合わせる」から「仕事を生活に合わせる」へと大きく変化した。多くの人が自律的な働き方を求め、仕事以外の個人的な情熱やウェルビーイングを重視するようになっている。この変化に対応できず、旧来の管理手法や働き方を強制するリーダーは、優秀な人材を惹きつけ、維持することなどできない。
論文「人生の優先順位が変わった従業員のモチベーションを引き出す方法」では、シニアリーダーシップコーチのクリスティ・ヘッジスが、多様化する従業員の情熱に応え、彼ら・彼女らのモチベーションを引き出すための4つの戦略を紹介している。
期間限定プレゼントのお知らせ
書籍『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』の「はじめに」「本書の使い方」、そして今回紹介した「クレイトン M. クリステンセンによる言葉」をまとめたPDFを期間限定でプレゼント中です。
DHBR電子版の無料会員にご登録のうえ、対象論文をダウンロードください。
『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』
[編]ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
[訳]DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
[内容紹介]世界のリーダーが一歩先を見通すために読んでいる有数のマネジメント誌『ハーバード・ビジネス・レビュー』から、時に頭を揺さぶり、時に心の拠り所となる、至高の金言を厳選。従業員エンゲージメント、生産性、心理的安全性、信頼性など、リーダーやリーダーを目指す人にとって最も重要なトピックをこの1冊に凝縮。
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