部下が辞めたくなる原因の一つは、ボトルネックだらけの職場
サマリー:予定がぎっしり詰まった慌ただしい日々の中で、学習に時間を割くことは意外と難しい。そんな毎日を過ごす中でも1日1ページめくるだけで、自身を問い直し、重点課題を見つけ、あなたが成長するきっかけを与えてくれる... もっと見るのが、書籍『リーダーを支える365の言葉』だ。本連載では、同書から珠玉の一節をご紹介していく。今回は、人材流出の原因になる行動を突き止めた記事「従業員に『辞めたい』と思わせるリーダーの8つの行動」の一節を紹介する。 閉じる

 予定がぎっしり詰まった慌ただしい日々の中で、学習に時間を割くことは意外と難しい。そんな毎日を過ごす中でも1日1ページめくるだけで、自身を問い直し、重点課題を見つけ、あなたが成長するきっかけを与えてくれるのが、書籍『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』だ。本連載では、同書から珠玉の一節をご紹介していく。

 今回は、インサイツ・アンド・アウトカムズ共同創業者のジョン・クリスチャンセンが、長年の実務と研究を通じて、人材流出の原因になる行動を突き止めた記事「従業員に『辞めたい』と思わせるリーダーの8つの行動」の一節を紹介する。

従業員が辞めたくなる理由
業務の停滞

 従業員が辞めると士気や生産性が低下し、人員の補充には費用がかかる。辞めたくなる原因の一つは、プロセス上の制約が多すぎることだ。自分の仕事を進めるために、誰かから必要な情報やリソースが提供されるのを待たなければならない場合、生産性は低下し、フラストレーションがたまる。部下と業務について話し合う席では、何が妨げになっているのか、どのようにサポートできるのかを率直に話し合おう。

 時には、あなたが他部署やリーダーにかけ合ってボトルネックを解消する必要があるかもしれない。障害を取り除くためにあなたの立場を利用することは、士気そして仕事の質の向上につながる。

「従業員に『辞めたい』と思わせるリーダーの8つの行動」
ジョン・クリスチャンセン

参考記事「従業員に『辞めたい』と思わせるリーダーの8つの行動」とは

 言うまでもなく、優秀な社員が辞めると企業は大きな損失を被る。チームのパフォーマンスや生産性は低下し、その穴を埋めるための採用活動にはコストが生じる。では、どうすれば離職者を減らすことができるのか。

 筆者であるインサイツ・アンド・アウトカムズ共同創業者のジョン・クリスチャンセンは、長年の実務と研究を通じて、リーダーによる8つの間違った行動が人材流出の原因になることを突き止めた。

 記事「従業員に『辞めたい』と思わせるリーダーの8つの行動」では、この8つの間違った行動について解説している。

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