完璧主義は、卓越を目指すあなたの足かせになる
サマリー:予定がぎっしり詰まった慌ただしい日々の中で、学習に時間を割くことは意外と難しい。そんな毎日を過ごす中でも1日1ページめくるだけで、自身を問い直し、重点課題を見つけ、あなたが成長するきっかけを与えてくれる... もっと見るのが、書籍『リーダーを支える365の言葉』だ。本連載では、同書から珠玉の一節をご紹介していく。今回は、臨床心理士から転身した作家のアリス・ボーイズが、完璧主義者が犯しやすい3つの過ちと、その解決策を示した記事「完璧主義者が生産性の低下を招く3つの過ち」の一節を紹介する。 閉じる

 予定がぎっしり詰まった慌ただしい日々の中で、学習に時間を割くことは意外と難しい。そんな毎日を過ごす中でも1日1ページめくるだけで、自身を問い直し、重点課題を見つけ、あなたが成長するきっかけを与えてくれるのが、書籍『ハーバード・ビジネス・レビューが贈る リーダーを支える365の言葉』だ。本連載では、同書から珠玉の一節をご紹介していく。

 今回は、臨床心理士から転身した作家のアリス・ボーイズが、完璧主義者が犯しやすい3つの過ちと、その解決策を示した記事「完璧主義者が生産性の低下を招く3つの過ち」の一節を紹介する。

完璧主義の弊害はルールで抑え込む

 完璧主義は、卓越を目指すあなたの足かせになる可能性がある。たとえば、どんな決断も途方もなく重要なものに思えるせいで、優柔不断に陥ってしまうのだ。この自己破壊的な気質を抑えるには、ルールを決める。

 逡巡するのをやめるには、「3回思ったことは腹を決めて実行する」ことにする。常に期待を上回ろうとするのをやめるには、特定のタイプの仕事については「ほどほど」で本当に十分だとあらかじめ決めて、取り組む。

 完璧主義の弊害に気づけば、それを防ぐためのルールがつくれるようになる。

「完璧主義者が生産性の低下を招く3つの過ち」
アリス・ボーイズ

参考記事「完璧主義者が生産性の低下を招く3つの過ち」とは

 完璧主義によるさまざまな弊害が指摘されている。何でも一人でやろうとして、常に求められている以上の成果を上げようとする姿勢では、物事の優先順位を見誤り、生産性の低下を招くことがある。

 記事「完璧主義者が生産性の低下を招く3つの過ち」では、臨床心理士から転身した作家のアリス・ボーイズが完璧主義者が犯しやすい3つの過ちと、その解決策を紹介している。

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