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あるリーダーの一日
以下にご紹介するのは、投資顧問会社の社長を務めるマイケル・リチャードソン(以下すべて仮名)の典型的な一日である。
7時35分:マイケル・リチャードソンは──通勤時間は短い──出社して、ブリーフ・ケースの中身を取り出し、コーヒーを飲んだ後、トゥ・ドゥ・リストに取りかかる。
7時40分:ジェリー・ブラッドショーが出社する。彼の執務室はリチャードソンの隣で、その仕事は社長を補佐することである。
7時45分:リチャードソンは、ブラッドショーといろいろなことを話す。彼に最近別荘で撮影した写真を見せる。
8時ちょうど:2人は、今日のスケジュールや優先事項について話し合う。その際、顧客や社員にまつわる問題──10以上ある──にも触れる。
8時20分:部下の一人であるフランク・ウィルソンが訪れ、ここに加わる。人事にまつわる問題について二、三質問する。2人のやり取りは単刀直入で、冗談を交えながらテンポよく進んでいく。
8時30分:リチャードソンの上司である会長のフレッド・ホリーが訪れ、この会話に加わる。彼は11時の約束について尋ね、またいくつか別の話題を持ち出した。
8時40分:リチャードソンがコーヒーをもらいに席を立つ。ブラッドショー、ホリー、ウィルソンは会話を続けている。