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「破壊的イノベーションは既存市場のローエンドで起きる」というのが従来の破壊理論だった。しかし20年後のいま、クリステンセン教授がHBR誌で破壊の定義を更新し、ローエンドだけでなく「未開市場」でも起きるとした。その考え方と事例を、ハーバード・ビジネススクールの研究員が解説する。
この数年、「破壊的イノベーション」という言葉が取沙汰されることが増えている。そしてクレイトン・クリステンセン教授までもがそこに加わり、用語の意味を改めて解説している(本誌2016年9月号「破壊的イノベーション理論:発展の軌跡」を参照)。
「破壊的イノベーション」の使われ方はさまざまとはいえ、次の3点についてはおおむね衆目の一致するところであろう。