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R&Dを評価する新たな指標
R&Dへの投資から、どの程度の利益が得られつつあるのか。それを企業が把握する方法はあるのだろうか。自社のR&Dは、競合他社より優れているのか。どの程度の費用をかけるべきか。R&Dへの投資効果を高めるには何ができるのか。
現在、R&Dの有効性を評価するために使われている支出総額や特許件数などの指標は、このような疑問に答えてはくれない。また、企業の市場価値、すなわち株式時価総額への影響を予測する際にも頼りにならない。
大手コンサルティング会社であるブーズ・アンド・カンパニーは、『グローバル・イノベーション1000』という調査結果を毎年発表している。この調査では、R&Dへの投資額は、株式時価総額や成長率とは相関性がないことが毎年繰り返し指摘されている。