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新型コロナウイルス感染症の流行を防ぐために、在宅勤務を命じる企業が増えてきた。リーダーたちは、従来の仕事の進め方を見直したり、対面を前提とした人間関係の構築方法を改善したりする必要がある。本稿では、チームの目標達成を阻害することなく、より効率的に働くために有効な9つのポイントを紹介する。


 新型コロナウイルス感染症が米国で猛威を振るう兆しが強まり、さまざまな職種の人が在宅勤務を強いられる可能性が高くなっている。

 これが現実となった場合、平素の仕事の仕方、コミュニケーション形態、チームの人間関係は混乱に陥るだろう。感染症にかかる恐れや経済への影響をめぐって不透明感や不安が増すと、就労形態の変化に適応するのはいっそう難しくなりそうである。

 以下では、チームの協働をうまく機能させながらビジネスの推進力を維持するために、リーダーが取り得る戦略を紹介したい。