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多彩なアイデアを思いつくが、それを実現するプロセスまで気が回らないリーダーは多い。部下がアイデアを形にする過程で直面した問題を報告すると、解決法をともに考えてくれるのではなく、臆病な態度だと切り捨てる人もいる。夢見がちな上司に正面から意見しても仕事はうまくいかない。本稿では、リーダーのサポートを得る3つの方法を紹介する。


 斬新なアイデアは思いつくが、実務や実践への移行法がわかっていないリーダーの下で仕事をすることはよくある。

 そうしたリーダーは、取り組みを成功に導くために必要な細かな事項について聞かされたり、起こりうる複雑な事態を心配したりすることには関心がない。成功するのは当たり前で、壁にぶつかってもメンバーが何とかしてくれると思っているのだ。

 信頼されることは嬉しいものの、上司のアイデアを実現しようと働く部下が難しい状況や障害にぶつかったとき、リーダーのこの理解不足にいら立ち、見捨てられたような気分を味わうことになる。

 夢見がちなリーダーには、面と向かって抗議したり、そしてそれによって自己防衛されるリスクを負ったりせず、リーダーのサポートを得られる方法を3つ紹介しよう。